青々とした新緑の季節になり、汗ばむ日も多くなって参りました。
洋服なら上着一枚で簡単に調整できますが、きものだとそうはいかず、
我慢比べになり、帰ってきものを脱いだら補正タオルがとんでもない量の汗を吸っていた!!
なんてことも。
5月でも絽が着たくなるほど暑い日は半袖短パンの人も多いのに、
きものだとそうはいきませんよね。

特に、正式なお茶事やお茶会ではきもののルールを無視するわけにもいかず、
これが水屋手伝いともなると、袷で走り回って拷問かというほど本当に暑い!!
なのに、5月はとってもお茶席が多くて、きものを避けられないシーズン真っ只中。

ざっと思い浮かぶだけでも、藤棚茶会、新緑茶会、茶摘み茶会、降誕会茶会、献茶式。
すでに藤棚茶会は終わり、5月上旬でしたので袷で水屋手伝いをしてきましたが、
3日間で900人近いお客様にお越しいただき、何度も汗だくに。

毎年5月のお茶会は、何を着ればいいのか念のため先生にお伺いするのですが、
先生自身も、毎年答えに困っていらっしゃいます。

そこで、出来上がった私なりの5月の茶席のきものポイントはこちら!

1.水屋手伝いなのか、お客として出向くかで考える。
2.一週目までは袷、ただし、暑い日は中はこっそり薄物。
3.いくらルールがあったとしても、一番大切なのは体。

ここを頭に入れて、その日の気候に合わせて使い分けています。
我慢比べして途中で倒れては、それこそ周りに大迷惑!
また、あんまり暑苦しい装いでは、見てる方も暑くなってしまいます。

『シーンや気候に合わせてアレンジする』

洋服のようにはなかなかいきませんが、これもまた、きものの楽しみ方ではないでしょうか♪
ただ、あくまで私の感想なので、先生や先輩方のご意見をお伺いしてみてくださいね。

それでは、5月後半にぜひお召し頂きたいおきものをご紹介します!

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【No.ht-13】『花筏と宝尽くし』
http://walin.jp/plan/hitoe/syoukai/ht-13.html

画像では伝え難いのですが、地模様と光沢のある、茄子紺のような濃い紫地です。
流水に浮かぶ花筏が涼を感じさせ、四季の花や宝尽くしが華やかな一枚です。

帯は、袷の中でもシンプルで涼しげな色とデザインのものを。
小物は新緑をイメージした緑で、帯締めは透け感の少なめな夏物を合わせました。

淡い色地を爽やかに着こなすことは出来ても、濃い色地を爽やかにとなると、
他でぐっと涼感を出さないといけないのが難しいですが、
バチッと決まった時には、The『大人単衣』の出来上がりです♪

和凛のM

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