【男女別】歩きやすい!痛くない浴衣の下駄の選び方&歩き方

浴衣に合わせる履物といえば「下駄」。ひとたび足を通すと背筋がしゃんとして、靴にはない履き心地にウキウキ心が弾みますよね♪
しかし!時間がたつと指の股がズキズキ…気づいたらマメができていた、なんて苦い経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みを解消するのが「下駄の正しい選び方&歩き方」。痛くなりにくいコツを押さえて、浴衣をもっと気軽に楽しみましょう♪

◆下駄にはどんな種類があるの?

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下駄とは一般的に、木でできた板の底に歯を付けて鼻緒を通した履物のことをいいます。「駒下駄・のめり・右近」などの種類があり、それぞれ形が異なります。
・駒下駄…底に並行した2本の歯が付いている。
・のめり…前の歯がななめになっている
・右近…歯が低く太い。草履に似ている

浴衣の下駄といって多くの人がイメージするのは「右近」かと思います。浴衣の通販サイトなどでモデルさんが履いているのはこれが多いですね!
右近は底に安定感があり歯も高くありません。まずはここから試してみて、慣れたら他の形にチャレンジするのも良いのではないでしょうか♪

◆靴とは違う!下駄のサイズの選び方

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下駄のサイズは「かかとが1~2cmはみ出る」ものが良いとされています。下駄はあえてつっかけるように履くのが粋、というのが昔ながらの伝統なんですね。
購入するときは試着するのが一番ですが、通販を利用する人も多いはず。そのときは以下のサイズを参考に選んでみてください。
【女性の下駄のサイズ】
S…21~22.5cm
M…22.5~24㎝
L…24~25cm
LL…25~26cm

【男性の下駄のサイズ】
M…24.5~25.5cm
L…26~27cm
LL…27.5cm以上
※上記のサイズはあくまでも基準です。分からないときは購入店に問い合わせることをおすすめします。

◆鼻緒は太めでゆったりしたものが歩きやすい

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下駄を履いているとき、もっとも痛くなりやすいのが鼻緒に当たる部分。鼻緒は「幅が太め」「ゆったりしている」「素材が柔らかい」というポイントを見て選びましょう。
ただしあまりにも緩いと足が前に滑ったり、パカパカ浮いてしてしまいます。
鼻緒は履いているうちに少しずつ馴染んできますので、レンタルはジャストサイズ、購入は少しきつめを選ぶのがおすすめです。

◆痛い新品は鼻緒を柔らかくしてみよう

足の甲が高い人や、幅が広い人はどうしても鼻緒が当たりやすくなりますよね。そんなときはこのような方法で緩めることができます。
1. かかと側の鼻緒を2本同時に少し引っ張る
2. 鼻緒を揉んで柔らかくする

本来なら専門店で調整してもらうのが良いのですが、時間がない、ほんの少し緩めたいというときに活用してみてください(※レンタル品にはNG)。
また、一度緩めた鼻緒は自分で戻すことができません。かなりキツイと感じる下駄は返品交換した方が良いかと思います。

◆粋に決まる♪正しい下駄の履き方

下駄や草履は、「足を奥まで入れない」のが粋な履き方だといわれています。
前坪(親指と人差し指の間に入る部分)にピッタリ入れるのではなく、1cm弱の余裕を持たせて履くのがポピュラーです。
この履き方をしたときにかかとが1~2cmはみでるのがちょうど良いサイズ。指の股も擦れにくく、見た目も粋で一石二鳥ですね♪

◆男女別の痛くなりにくい歩き方

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下駄を履いたときは、和装用の歩き方をしてみましょう。慣れないうちは違和感があるかもしれませんが、これがもっとも疲れにくく着崩れもしない方法です。

《女性は内股・小股で上品に歩く》
女性は背筋を伸ばし「小股」「内股」「つま先に重心をかけて」歩くのが基本です。
・浴衣の裾が開かない程度に歩幅を狭くする
・つま先は常に内側に向ける
・つま先に重心をかけ、ややすり足に
という3つのポイントをを意識してみてください。
すり足といってもかかとを引きずるのはNGです。つま先から着地するような感覚で品よく歩いてみましょう!

《男性は腰から歩くようなイメージで》
男性もつま先に重心をかけ、ややすり足で歩くのは同じです。しかし小股でちょこちょことした足さばきは少し女性っぽく見えてしまいますよね。
男性の場合は、姿勢を伸ばし腰から前に出るようなイメージを持つと貫禄のある歩き方になります。
つま先はやや外側に向け、下半身全体で堂々と歩いてくださいね。

・足指で前坪を挟むとパカパカしない
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下駄と足の裏が離れてしまうとパカパカとだらしない印象になってしまいます。これは足の親指と人差し指で、鼻緒(前坪)をきゅっと挟みながら歩くことで改善することができます。
こうすることで自然とつま先に重心がかかり、疲れにくくなる効果も。ペタペタ、パカパカさせないことで着慣れている感じにも見えますよね♪

・お出かけ前の試し履きで足になじませる
男女ともに下駄を買ったらぜひ行ってほしいのが「事前に何度も試し履きをしておく」ということ。メインイベントまでに慣らしておくことで、当日の歩きやすさが格段に変わりますよ!

◆【裏技】和凛のレンタルでは「着物用の草履」に変更も可能!

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毎回違う浴衣がお手頃価格で着られる浴衣レンタル。しかし人によっては下駄だけは合わない、必ず足が痛くなるということもありますよね。
そんなお客様のご要望にお応えし、和凛では「着物用の草履」への変更が可能になりました♪

着物の用の草履はウレタン素材になっており、底が柔らかいのが特徴。また新品ではないため、鼻緒もゆったりしているんですよ。
もちろん、ちぐはぐにならない合わせ方などはスタッフがご相談に応じます。足が痛くなりやすい人、長時間歩く予定がある人はぜひお声がけくださいね。

◆下駄が痛くない便利グッズを活用しよう

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最後に、下駄で足が痛くならない便利グッズを紹介します。あらかじめこれらを使うことで、鼻緒ずれやマメを防ぐことができます。

・絆創膏やテーピングであらかじめガードする
鼻緒が当たる下駄を履くときは、テーピングや絆創膏で摩擦からガードしてみましょう。指の股や足の甲などに巻き付けることで、鼻緒ずれが起こりにくくなります。
絆創膏は剝がれやすいため、できればベージュのテーピングがおすすめ。少し目立つかもしれませんが、歩けなくなることはなくなりますね。

・サンダル用のジェルパッドを付ける

親指と人差し指の間が擦れやすい人は、トングサンダル用のジェルパッドが便利です。こちらは前坪に装着するだけで擦れを簡単に防止することができます。
また、足裏が疲れるという人は小さな靴底用ジェルパッドも便利。貼ることでクッション性が生まれ、地面の衝撃が伝わりにくくなります。

・もしものために「キズパワーパッド」を持参

どんなに予防をしても、思わぬところが擦れることもありますよね。そんなときはキズパワーパッドが活躍します。
この絆創膏は剥がれにくく、傷を治しやすくしてくれるそう。適度な厚みもあり傷を摩擦からガードする効果もあります。

◆下駄を履きこなして浴衣をもっと楽しもう♪

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浴衣のお出かけに水を差す、下駄の歩きにくさや痛み。しかしその原因は選び方や歩き方によって予防できるものなんですね。
特に足を奥までぐっと入れ込んでいる人は改善の余地あり。粋に履きこなすためにも一度見直してみることをおすすめします。
もし足の形によってどうしても痛むときは、着物用の草履に変更するのも良いかもしれません。和装の履物には格式や合わせ方があるので、ぜひお気軽にご相談ください♪

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