着物、浴衣で行く、京都観光地ベスト3

和凛スタッフがおすすめする着物、浴衣で行く、観光地をご紹介させて頂きます。

 

3位 西芳寺(苔寺)

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西京区の西芳寺は別名苔寺といって、美しい苔のお庭が有名なお寺です。
京都の中心部から少し離れていること、事前に往復はがきでの申し込みが必要なこと、拝観料が3000円、読経と写経を行ってからお庭を見学するという、なんとも敷居の高いお寺なのですが、予約制だからこその贅沢な時間を味わえることができ、静かな中で写経を行うという非日常を味わうのもこのお寺ならではの楽しみなのです。写経の最後にお願いごとを書いて奉納すれば、永遠に保管してくださるというのもありがたい気持ちになります。
お庭はとにかく美しい苔が広がっており、心が洗われるよう。
この苔のお手入れを考えれば、予約制や拝観料にも納得がいくというもの。
着物姿もとても映えますよ。
見学だけじゃなくて、体験もできるお寺として、おすすめいたします。
ちなみに、バス停前にある柚之茶屋さんでは、名物とろろそば「苔の月」をいただけます、お椀の中に月が浮かんだ苔の庭が…!ぜひ確かめてみてください。
近くには地蔵院(竹の寺)や幸福地蔵で有名な鈴虫寺もありますよ。

◯和凛から…バス停「烏丸松原」から京都バス73系統で「苔寺・すず虫寺」まで約50分
・西芳寺(トリップアドバイザーより) https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298564-d548223-Reviews-Saihoji_Temple-Kyoto_Kyoto_Prefecture_Kinki.html
・鈴虫寺 http://www.suzutera.or.jp/

 

2位 北野天満宮〜上七軒

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北野天満宮と言えば学問の神様菅原道真公。
梅の季節の梅苑公開が有名ですが、立派なお社は彫刻などの装飾も美しく、梅以外の季節でも着物でお出かけして写真を撮るのに絵になるスポットです。
「ブラタモリ」という番組で、秀吉が京都の周りに築いた「御土居」が有名になりましたが、天満宮の敷地内にはまさにその御土居があり、紙屋川が流れ、秋には紅葉スポットとなる場所があります。初夏の青紅葉も美しいものです。
毎月25日には「天神さん」と呼ばれる縁日があり、大変な人出にはなりますが、リサイクルのアンティーク着物や手作り雑貨などを眺めて回るのも楽しいですよ。
また、北野天満宮には京都五花街のひとつである上七軒が隣接しています。
祇園などの人混みもなく、町家の続く石畳の道を着物でゆっくり散策することができ、通りの老舗和菓子店「老松」では、予約すれば京菓子づくり体験も。
さらに、上七軒の歌舞練場には一般の方も利用できる喫茶「茶ろん」があり、喫茶や食事で利用することができます。歌舞練場の雰囲気を間近で感じることができ、運が良ければ舞妓さんに会えるかも!?
なお、夏期はお庭でビアガーデンをされており喫茶の利用はできませんが、ビアガーデンでは舞妓さんや芸妓さんが席に来られてお話することができますよ!(予約してくださいね、またビアガーデンは法令により18歳未満の方は入れませんのでご注意ください)

◯和凛から…バス停「四条烏丸」から市バス101、50、55,203系統で「北野天満宮前」まで約30分
・北野天満宮 http://www.kitanotenmangu.or.jp/
・上七軒 http://www.maiko3.com/

 

1位 南禅寺〜永観堂〜哲学の道

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そして、1位は…定番コースではありますが、このコースを推したいと思います。紅葉シーズンに激混みとなる人気観光地も、シーズンをはずせば比較的ゆっくり見られます。紅葉でなくとも、新緑から色濃くなってゆく山の景色と古い建築物はやはり絵になりますよ。
南禅寺は有名な三門から、ぜひ中の南禅院など有料の庭園へ、そしてもちろん外せないのはすてきなれんが造りの水路閣ですね!モデル気分で撮りまくってください!
そこからは、ここも紅葉で有名な永観堂へ。紅葉の季節には相当な混雑となりますが、それまでの季節は広い敷地内をゆっくり楽しめます。
永観堂からは哲学の道まですぐですので、ぜひそのまま哲学の道散策を。
疏水にかかる小さい橋を渡ると「叶匠壽庵」があります。ここでは甘味処として美味しい抹茶パフェなどもいただけますが、せっかくの着物姿ですので、お茶席を利用されてはいかがでしょうか。テーブルと椅子席なので気軽に、美しいお点前でお茶を点ててくださるところを見ることもでき、お茶席体験としてはとてもおすすめなのです。

◯和凛から…バス停「烏丸松原」から市バス5系統で約25分、バス停「南禅寺・永観堂道」から南禅寺まで徒歩10分
・南禅寺 http://www.nanzen.net/
いかがでしたか?着物で街歩きするだけでも気持ちがワクワクするものですが、何か京都ならではのものを体験するとさらに印象に残る旅になることと思います。素敵な着物を着て、楽しい思い出をたくさん作ってくださいね!

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