夏が近づいてきた週末の日曜日。
彼と初めての京都散策に行くことに。
九州と関西でいつも離れた場所にいることもあり、思い出に残る1日にしようと、”夏きもの”でのデートを体験してみました。

とても天気に恵まれて、雲ひとつない快晴の予約当日。
京都駅を経由して、店舗へ向かいます。
店舗は、四条駅から歩いて5分ほど。
初めて訪れる場所でしたが、ホームページに駅から店舗までの道のりが写真付きで紹介されているので、迷うことなく到着することができました。

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ビルに入ると、一階には広いロビーが。
受付の内線電話で到着をご連絡して、エレベーターで上階の店舗に向かいます。
店舗では、とても感じの良いスタッフさんたちが迎え入れてくれ、予約内容を確認した後、早速着物選びに入っていきます。
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店内には、様々なデザインの着物がたくさん!
大きな全身鏡で顔映りをチェックしながら、着物・帯を選んでいきます。
種類の多さに悩んでしまいますが、スタッフさんが親身に相談に乗ってくださいます。
男性の着物は女性のものに比べてシンプルなデザインが多い分、彼の着物の色を決めるのに時間がかかりましたが、最終的には私の着物の色に合わせて選定。
やっぱり着物姿は写真に収めておきたいので、お互いの色の調和も大切です。

着物・帯を決めたら、いよいよ着付け。
着付けブースは一人一人広々と仕切られています。
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女性はオプションでヘアセットをつけることもでき、スタッフさんとイメージを相談しながら、髪型を決めていきます。
出かける前に櫛を通しただけの、ノーアレンジでの来店でしたが、編み込みを入れながら可愛くまとめてもらいました。

着物は動きにくいイメージだったのですが、着付けの時に夏着物の薄さにびっくり。
軽くて、今までの着物のイメージがすっかり覆されました。

ヘアセット・着付けを終えると、スタッフさんが写真を撮ってくれます。
バッグ・下駄をお借りしてお出かけです。
貴重品以外のものやお洋服は、店舗で預かっていただけます。

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お昼時だったので、まずはバスで移動し、お食事どころを探します。
着物を着ていると割引やサービスが受けられるお店もたくさんあるようです。
着物でバスに乗るのも、背筋が伸びるような気持ちでなんだか新鮮でした。
外国人の方から、写真を撮られるような、いつもはない不思議な経験もします。
清水寺近くのお食事処で、美味しい茶そばで腹ごしらえをした後は、清水寺観光に。

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観光地に着くと、着物を着ている方もだんだんと多くなってきました。
カップルの方もいましたが、男性で着物を着ている方は少ない印象です。
清水寺の厳かな雰囲気のお庭に癒されたり、参道沿いのお店でお土産を見たり。
二寧坂では、抹茶のお菓子や八つ橋の試食もたくさんいただきました。
二人での写真を撮ってもらおうと、街行く人達にシャッターのお願いをしましたが、皆さん着物を褒めてくださったりと、快く引き受けてくださました。

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清水寺や参道の観光を終えると、四条烏丸に移動してホッと一息。

まるで映画の中に飛び込んだかのような風情ある街並み。
その中でもひときわ行列の目立つ甘味処を見つけ、お茶の時間を。
美味しいわらび餅とあんみつを頂きました。
普段はケーキやパフェなど洋菓子を食べる機会が多いですが、京都のこの雰囲気と、着物を着ているこの状況が、なんとなく和菓子の気分にさせてくれます。

夕方になり、日も落ちてきたので京都の景色を楽しみながら、徒歩で店舗まで戻ります。
ゆっくり1日を楽しみたい方も、翌日返却やホテル返却などのオプションもあるので安心です。(着物レンタルとヘアセットをされた方は、無料で翌日返しができます)

 

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~着物を体験してみて~

気温も高く快晴のお天気だったので、きっと日中暑いだろうと感じていたのですが、着心地も軽く着物がしっかりと風を通してくれるので、暑さを気にすることなく過ごすことができました。
特に、成人式などで着物を着る女性に比べて、男性は着物を着る機会が少ないため、記憶に残る思い出になると思います。
初めてお互いの着物姿を見て、なんだか照れくさい気持ちもありましたが、京都から帰る電車の中では、普段のデートよりも二人の写真がいっぱい詰まったカメラロールを見ながら、「次は浴衣で花火を見るのもいいね」と終始笑顔であっという間の1日になりました。

夏の浴衣レンタルプラン

浴衣は6月中旬からレンタルすることができます。
女性・男性ともに5,000円で浴衣レンタル・着付けをしてもらうことができます。
女性用の浴衣は花柄やリボン柄など、夏らしく可愛らしいデザインがたくさん揃っています。
天候によってプランを変える場合でも柔軟に対応してくださるので、ぜひこの夏は”夏きもの”や”浴衣”で一味違った1日を過ごしてみませんか?