すっかり景色が秋になって参りました。
色付き始めた山、鰯雲、虫の声。
食べ物は、秋刀魚に秋茄子に新米と、食欲が増える一方なのに冷えてきて体は脂肪を蓄えようとする女性にはつらいこの季節。
私も摂取カロリーと消費カロリーの比率がおかしくなりつつあるので気を付けようと思いながらも、「食欲の秋は実りの秋」、美味しいものは食べなきゃ損。
ジタバタせずに秋を楽しむことに決めました!!

さて、今回は和凛にある「秋を楽しむ」ことができる訪問着を2点ご紹介したいと思います。

1点目は、【No.3-32】『芙蓉(ふよう)と秋草文』
http://walin.jp/plan/formal/syoukai/3-32.html

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夏の終わり頃から秋にかけて咲く、美人のたとえでも使われる白い芙蓉がメインに描かれており、菊や萩などの秋の草花も一緒に描かれた訪問着です。
朝咲いて、夕方にはしぼんでしまうはかない花。でも、繊細で美しい花。

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和凛のきもので芙蓉が描かれたものはこれ1点だけ。
帯で雰囲気を変えれば、幅広いシーンや年齢層でお召し頂ける一枚です。

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2点目は、【No.m-1-12】『スワトウ刺繍に秋草文』
http://walin.jp/plan/formal/syoukai/m-1-12.html

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ここまで実際の色の表現が難しいきものは無いだろうというぐらい、画像ではうまくお伝え出来ないのですが・・・
地紋と光沢のある綺麗な生地で、色味は茶系と緑系のメタリックカラーというのでしょうか、深みのある印象の付け下げ訪問着です。
秋の草花が描かれていて、中国三大刺繍である「スワトウ刺繍」も施されており、珍しいきものです。

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きものを選ぶ際に、季節が限定されないように四季折々の草花が描かれているかという質問をよく受けますが、
逆の発想で、季節限定の今しか着れないきものをあえて着るのも、きものを楽しむ一つの要素です。
きもの選びからも秋を楽しんでみませんか♪

和凛のM