本当に似合う着物・浴衣の選び方とは!?

汗ばむような天気が続く今日この頃。皆さんはいかがお過ごしですか?
本日は「本当に似合う着物や浴衣の選び方」を2部構成でご紹介致します。

これからお祭りや花火大会も多くなる季節。今年はどんな浴衣を着ようか考えている方もいるのではないでしょうか。また、暑い日にさらっと着こなす着物は目にも涼しく、その場の雰囲気を一気に爽やかに変えてくれますよね。

着物や浴衣を選ぶときのポイントは大きくわけて3つ。そこを押さえておくだけで今までよりももっと素敵にイメージアップできるかもしれません。ぜひご参考にして頂ければ嬉しいです。

|はっきり顔?すっきり顔?「顔立ち」で似合う柄を選ぶ

※写真はイメージです

皆さんの顔立ちは「彫りの深いはっきり顔」と「優しげなすっきり顔」のどちらに近いですか??着物や浴衣で似合う柄は顔立ちによっても変わりますので、まずはそちらをチェックしてみましょう。

■はっきり顔
の方には大きめの柄がおすすめ。顔立ちが柄に負けないので、より華やかでゴージャズな印象に見せてくれます。
シックに着こなしたいときは、大きめの柄でもシンプルなものや、シブい色合いのものを選んでみては?他の人とはちょっと差がつくモダンで大人っぽいイメージになると思います。

《 はっきり顔の方に似合う例 》

■すっきり顔
の方は可愛らしい小花柄や淡い模様のものがおすすめです。
可愛らしい柄があなたの魅力をより引き立て、女性らしく上品なイメージに見せてくれます。もう少し派手なものが着たいというときは、足元に大きな柄が入ったものを選んだり、帯を華やかにしてはいかがでしょう。
アクセントをつけることで、こなれ感も演出できます!

《 すっきり顔の方に似合う例 》

|すらっと見せたいなら「身長・体型」で選ぶ

次に、身長や体型で着物や浴衣を選んでみましょう。

■長身の人
に似合うのは大きめの柄。お顔立ちがスッキリしたタイプでも、身長が高ければ充分に着こなすことが出来ます。可愛らしくしたいときは淡い色合いを選ぶのがおすすめ。全体のイメージが柔らかくなり、女性らしさが演出できます。

《 長身の方に似合う例 》

■背の低い人
に似合うのはシンプルなデザインで優しい色合いのもの。
特に縦縞の模様は縦のラインを強調するのでよりすらっと見せてくれます。
元々持っているキュートなイメージを演出したいときは、小花が全面に散りばめられたものも素敵ですね。
また帯を同系色にすると統一感が出て、長身に見せることが出来ます。

《 背が低い方に似合う例 》

■ふくよかな人
に似合うのは、柄が下の方に入っているものや縦のラインを強調したデザインです。肩に大きな柄が入ったものは肩幅を広く見せてしまうので、色合いに注意しましょう。
基本的に着物や浴衣はふくよかな方が似合うと言われていますから、あまり気にする必要はありません。
それでもスッキリ見せたいときはこのようなポイントを重視してみてください。
色も白やパステルカラーよりも濃い色を選ぶと引き締まって見えますよ。

《 ふくよかな方に似合う例 》

■華奢な人
に似合うものは、ぽっちゃりの方とは逆のデザインですね。
全体的に少し大きく見せた方が貫禄が出ますので、淡い色合いなど膨張色を選ぶと良いと思います。
全体に大きな柄が入ったデザインも華奢な方にとても似合います。ふっくら見せたいときは、横縞模様もおすすめです。

《 華奢な方に似合う例 》

|自分に本当に似合う色「パーソナルカラー」とは


皆さんは「パーソナルカラー」というのを聞いたことがありますか?
これは生まれ持った肌や髪、瞳の色などで本当に似合う色を探していくというものです。
パーソナルカラーは一生変わらないと言われいるため、一度きちんと診断すればメイクやヘアカラー、洋服を選ぶ時にも使えます。
ここでは簡単なセルフチェックの方法を紹介しますので、ぜひ着物や浴衣選びの前に確認してみてください。
※確実なパーソナルカラーが知りたい方はプロの診断を受けることをおすすめします。

和装美人の作り方 | 第二部
【本当に似合う着物・浴衣の選び方とは?】へつづく