このような日があることを、皆さんはご存知でしたか?
日本の民族衣装であるきものを大勢の人々に親しまれ普及発展することを願って、全日本きもの振興会が昭和41年に制定されたそうです。
11月15日だと、ちょうど七五三や紅葉シーズンのいい時期ですね。

きもの=窮屈、非日常的、面倒、手入れが大変、高い、などなど・・・
マイナスイメージがたくさんあって、着たいけど機会がなかったり、あまり身近には感じてもらえないのかなと思いますが、ほんの何十年か前まではきものが普段着で、シーンに合わせて種類を選んでいたんですよね。
妊娠中でも、帯の位置や着方を工夫してきものを着て日常生活をおくっていたとか、本当にすごい!!
そこに西洋文化が入ってきて、今ではすっかり洋服が当たり前の時代に。

昭和39年の東京オリンピックでは、東京を訪れた世界各国の人々から「日本の民族衣裳は”きもの”だと思っていたが、きもの姿をほとんど見かけないのは何故か」という声も聞こえたとか。
ちょんまげやサムライを期待したのに居なかったとガッカリされても仕方がないですが、きもの姿の人があんまり居なかったとガッカリされてしまうと、なんだか申し訳なく感じてしまいます。
そこに「京都なのに」を付け加えられると、もっと申し訳ない気持ちに。

「きものって、フォーマルシーン以外はいつ、どこで着るの??」
と、よく聞かれますが、答えは「いつでもどこでも好きな時に」です。
着る人が減って、結婚式や入学式などの特別な時にしか見かけなくなったので、きものは特別な装いという感覚になったのかもしれませんね。

メンズ同士で着流しに羽織でバー、カジュアルなきもので街歩きやお買い物、ちょっとお洒落してデート。
洋服でジーパンやドレスを使い分けるように、きものもシーンに合わせて使い分け、もっと身近に感じることができれば楽しいことも増えるはず!!

平日なのできものでお出かけするのは難しいかもしれませんが、こんな日があるということを機に、日本が世界に誇れる「きもの」の魅力や伝統について思いを巡らせてみませんか?
きものを着てみたくなった時は、ぜひ、和凛へお気軽にご相談ください♪

和凛のM